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Googleマップの新機能「イマーシブビュー」を活用した経路案内のすすめ

はじめに

会社の懇親会の幹事を務める機会があり、開催場所までの経路をわかりやすく案内する方法を模索していました。その時には地図アプリで経路を示すことやストリートビューを活用したり実地調査でタイムラプスで撮影といったやり方で行いました。そんな中、より便利になったGoogleマップの新機能「イマーシブビュー」を知り、これが経路案内や旅行など様々なシーンで役立つのではないかと考えました。今回は、このイマーシブビューについて詳しくご紹介します。

イマーシブビューとは?

イマーシブビューは、Googleマップの新機能で、ストリートビューと航空写真、AI技術を組み合わせたリアルな3D表示を実現します。この機能により、ユーザーは目的地の周囲をまるでその場にいるかのように事前に探索でき、建物や風景を詳細に確認できます。

イマーシブビューの主な特徴

  1. 高解像度の3D表示: 数十億のストリートビュー画像や航空写真をAIで処理し、現実に近い3Dマップを作成します。これにより、ユーザーは目的地の詳細な視覚情報を得ることができます。
  2. リアルタイムのナビゲーション: 目的地までのルートをリアルな3DCGで表示し、現地の天候や交通状況、混雑状況を重ねて確認することができます。これにより、旅行や日常の移動がよりスムーズになります。

  3. 対応地域: 現在、東京、ロンドン、ロサンゼルス、ニューヨーク、サンフランシスコで利用可能です。今後、アムステルダム、ダブリン、フィレンツェ、ベニスなど多くの都市でも提供が予定されています。

  4. ルートのイマーシブビュー: 目的地までの経路をリアルな3DCGで表示し、実際の地形に近い見た目でルートを確認できます。これにより、初めて訪れる場所でも安心して移動できます。

出典:Google マップがより直感的に blog.google

www.google.com

実際の活用シーン

経路案内にイマーシブビューを活用

幹事として、参加者に開催場所までの経路を案内する際、イマーシブビューを使えば、参加者は事前にルートを3Dで確認できるため、迷わずに到着できます。具体的には、目的地をGoogleマップで検索し、イマーシブビューで表示されたルートを共有することで、視覚的にわかりやすい案内が可能です。

旅行計画にも最適

旅行の計画時にもイマーシブビューは非常に便利です。訪問予定の場所を事前に3Dで確認し、周囲の様子やアクセス方法を把握できるため、スムーズな旅行プランを立てられます。特に、初めて訪れる場所では事前に現地の様子を知っておくことで、安心感が得られます。

実際に使用してみると

経路1 浅草寺から東京スカイツリー

歩いて移動したりすることも可能な浅草寺から東京スカイツリーのイマーシブビューになります。動画の終盤には時刻の変更やマップを動かしたりもしています。

使い慣れていない様子は出てしまっていますが…上手く経路をドローンや鳥のような視点で上空からわかりやすく表示できているのではないかと思います。動画にはありませんが、雨天の場合では雨が降ることも確認できました。

東京スカイツリー TOKYO SKYTREE

経路2 浅草寺から東京スカイツリー

経路を変更してもその通りのイマーシブビューを表示することも可能です。

maps.app.goo.gl

経路3 丸の内オアゾから東京ミッドタウン八重洲

では、丸善丸の内本店でも有名な丸の内オアゾから東京ミッドタウン八重洲までの経路ではどうでしょうか。この経路は東京駅構内を通過するのが最適になります。

やはり東京駅構内を通過するため上空からでは線路を辿ってしまいわかりにくいですね。

honto店舗情報 - 丸の内本店:丸善 - 店舗詳細

東京ミッドタウン八重洲

経路4 TOHOシネマズ日比谷からTOHOシネマズシャンテ

続いてはTOHOシネマズ日比谷からTOHOシネマズシャンテの経路で試してみようと思います。建物内から建物で距離も短い場合ではどうでしょうか?

何度かさまざまな経路で試しましたが、距離が短い場合や高架下や建物内を通るルートではこのように固まってしまうこともありました。

東京ミッドタウン八重洲

さいごに

Googleマップのイマーシブビューは、経路案内や旅行計画において便利なツールとなり得そうです。幹事として参加者にわかりやすい経路案内を提供するだけでなく、個人の旅行計画にも大いに役立ちます。使用に向いている場合であれば、今後もこの新機能を活用して、より良い体験を提供していきたいと思いました。

この記事を通じて、イマーシブビューの魅力とその活用方法を理解し、実際に利用する際の参考にしていただければ幸いです。