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デザインツール比較


このページでは、当方が主に使用するFigmaとAdobeXDについて記載
補足で、Drama、Framerのことも少々

①特徴

Figma

  • Webアプリ
  • ネット環境が必要
  • インターフェースが英語対応
  • テーマが「コラボレーション」
    • サポートされている画像形式は、PNGJPEG、HEIC、GIF、およびWEBP

Adobe XD

  • ネイティブアプリ
  • ネット環境に左右されない
  • インターフェースが日本語対応可
  • テーマが「デザインツール」

補足:FigmaとAdobeXDの互換性について、以下のサイトでわかりやすく説明されています

FigmaとXDの互換性は?FigmaとXDを相互にインポートする方法を紹介

②料金

Figma

  • $12/month〜
    • 3ページ使用まで無料

Adobe XD

  • ¥1,298/month
    • スタータープランであれば無料
    • ただし、バージョンアップは不可

③使用感

Figma

  • レイヤー管理
  • コピー&ペースト

Adobe XD

  • レイヤー管理

④機能

Figma

  • サイズ表示
    • オブジェクトにも表示
  • 色補正
    • 色調調整可
  • キャンバスサイズ
    • 130,000pix
  • コンポーネント
    • プロパティとバリアント作成
  • オートレイアウト
    • 二か所操作
  • 動画、GIF
    • 不可(GIFはOK)
  • Effect効果
    • 各要素1つに複数OK
      • ドロップシャドウ
      • インナーシャドウ
      • ぼかし
      • 背景のみのぼかし
  • モックアップ
  • 共同編集機能
    • リアルタイムに反映
    • 議論しながらの制作に強い
  • プロトタイピング
    • 可能

Adobe XD

  • サイズ表示
    • オブジェクトはサイドバー表示
  • 色補正
    • 色調整不可
  • キャンバスサイズ
    • 25,000pix
  • コンポーネント
    • 各パターンのステートを作成
  • オートレイアウト
    • 三か所操作
  • 動画、GIF
    • 15MBまで可能(mp4、GIF)
  • Effect効果
    • 各要素1つに1つまで
      • ドロップシャドウ
      • インナーシャドウ
      • ぼかし
      • 背景のみのぼかし
  • モックアップ
    • アートボードで最初に設定
  • 共同編集機能
    • 管理者が更新後に反映
    • 編集タイミングによっては競合
  • プロトタイピング
    • 可能

⑤ツール固有の機能

Figma

  • タブで複数のファイルを開ける
  • FigJamファイルが利用可能
  • Versionhistoryが利用可能
  • Resize to fit が利用可能

Adobe XD

  • CCライブラリ使用可能
  • リピートグリッド機能
  • スクロールグループが簡単
  • 3D変形で高度な表現が可能

⑥メリットまとめ

Figma

  • ウェブ上で操作が可能
  • アプリをダウンロードする必要がない
  • 自分のパソコン以外でも使える
  • 個人利用のみなら無料
  • 有料プランではチームでシェア可能
  • 動作が早い
  • プラグインが豊富
  • 画像の彩度・明るさ調整などができる

Adobe XD

  • Adobeの他の製品と併用利用可能
  • Illustrator」「Photoshop」を使用する場合、データ利用で非常に便利
  • 操作、ショートカットキーなどが他Adobe製品と同じ
  • プロトタイプが簡単
  • 動作が早い
  • チームでシェアしやすい
  • 直感的操作で学習コストが低い

⑦デメリットまとめ

Figma

  • チーム制作の場合、費用がかかる
    • 個人利用、最小単位であれば無料
  • 思わぬ課金が発生する場合がある
    • アラートなしで簡単に編集権限を可能にできるため

Adobe XD

  • 無料版は7日間のみ
    • スタータープランなら無料
  • 画像補正ができない

⑧その他のデザインツール

Drama

アニメーション機能が非常に優秀。2019年ベータ版開発→現在も開発続行中

このツールの詳細は以下のサイトを参考 webdesign-trends.net

Framer

Reactのコードでコンポーネントを作ることが可能

他のツールでは不可能な動的表現(動画、ボタン)が可能

難点は、無料でできることがFigmaと比較して少ないこと

このツールの詳細は以下のサイトを参考

dev.classmethod.jp