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【ブログ記事執筆デビュー】長年エンジニアを続けてきて思うことを書いてみた

皆さん初めまして。
今回、ブログ記事執筆というとても貴重な機会をいただきました。
その記念すべき初のブログ記事執筆のお題として「長年エンジニアを続けてきて思うこと」をお届けさせていただきたいと思います。
先にお伝えしておきたいのですが、私個人の主観も多少入っております、その点ご理解いただいたうえお読みいただけるようお願いします。
お粗末な内容かと思いますが、ぜひ最後までお付き合いいただけたら嬉しいです。

前書き

実は私、このIT業界でかれこれ29年も仕事を続けてきています。 良いこと、嫌なこと、楽しかったこと、辛かったこと、嬉しかったこと、悔しかったこと、数多く経験してきました。 いただいたこの機会を使って、これまでのことを振り返り、思ったことをつづっていきたいと思います。
「体力面」、「スキル面」の2つの観点からそれぞれお話したいと思います。

体力面

エンジニアの仕事は深夜までの残業、休日出勤、徹夜があったりもします。 また、システム運用などに携わっていれば夜間勤務シフト等の不規則な生活も強いられる場合もあり、 それなりの体力が求められる仕事です。
(これは今も昔も同じでしょう。)
そんな状況下に陥った際は私も例外ではありませんでした。40歳くらいまでは体力で乗り切れることができましたが、 40代も半ばにさしかかった時期くらいからはだんだんとしんどくなってきたと感じてきました。 以前からもこの問題については個人的には向き合っていて、このまま体力で押し切って仕事をするのにも限界があるし、 体を労わりながら仕事を続けていくにはどうしたらいいかを考えるいいきっかけになりました。 その結論として、「効率性」と「優先度」を重視して業務をこなす仕事の進め方へシフトチェンジすることにしました。
(昨今のご時世柄により残業や高稼動に関しても厳しくなってきている風潮や、 コロナ禍でテレワークが進み体力的な負担も軽くなったりという要素もありますが…)
その甲斐もあってか、ここ2~3年はほぼ人並みに仕事できています。
(現在参画中の常駐先が「ホワイト企業感がある」ということも相まっているかもしれません)
もしかすると、この仕事の進め方であれば、もう10年くらいは長く仕事ができるような気がします。

《この経験から思ったこと》
1.「仕事ができる人」の指針が今と昔で変わっている。
昔は「残業」、「休日出勤」、「徹夜」してる人が評価されていたが、今では業務時間内でいかに効率よく仕事してる人が評価されているのだと思います。

2.自分の年齢を鑑みて、その年齢に相応した仕事のやり方に変えていかないといけない。
仕事のやり方も若いうちは体力で押し切るのもありだが、年齢を重ねてきた等の理由でそれができなくなる時に備えて仕事のやり方は見直しや多少なりとも変えていく必要があるのだと思います。

スキル面

現在はオープン系のエンジニアとしてそこそこ活躍してる私ですが、オープン系へのスキルチェンジは かなりてこずった記憶があります。
私は最初、メインフレーム(汎用系)側のエンジニアとして、7~8年目のころまで慣らしてきました。 当時はオープン系の実務経験もなく、自己学習レベルの知識しかない私はオープン系への案件にすら 参画できなかったので、当時所属していた会社の営業さんと相談し、いろいろ考えてもらいました。 今まで培ってきた業務の知識と上流工程の経験(要件定義や基本設計)を面談の場でアピールすることで、 まずはオープン系案件に参画することができました。
そこからも自己学習を継続し、その成果と日々の業務を通じて徐々にJava関連やDB関連のスキルを 身に着けることができて今に至ってます。 紆余曲折ありましたが、私のオープン系のスキル習得はこのようにして養われてきました。 その他のスキルとしては、汎用系エンジニア時代の段階で上流工程の経験と(広く浅くながら)業務知識を 取得できていたのが大きかったと思います。 そこから派生し、任される作業もサブリーダーとか仕様決めのためユーザさんとの打ち合わせに駆り出されたりと 上位のポジションなんかもこなせるようになりました。

《この経験から思ったこと》
1.エンジニアである以上、常に新しいことを習得していかなければならない。
これは昔も今も不変だと思います。いかに業務が忙しくても、トレンドを踏まえ、最新の情報は取り入れて知識をためておくことが重要であると思います。

2.業界での市場価値を高めるためにはSEやPGスキル以外のスキルも身に着けておいたほうがよい。
SEやPGスキルに相当自信がある人は別ですが、それ以外のスキル(業務知識、上流SEもしくはPL、PMのスキル等)にも目を向けて学習なり経験値を増やしておくと先々そのスキルも役に立つのかなと思います。

感想

今までのことを振り返ってみると、何の取柄もない私が今でもこの業界で仕事に従事できていることが不思議なくらいです。 長く続けられてきたのも私一人の力ではなく、周りの方々たちの協力や支援あってこそ今の自分が成り立っていると思っています。
(今在籍中の会社に入社していなければ、今回の執筆経験も当然なかったと思います。)
そんな方々たちへの感謝を忘れず、引き続き前を向いて進んでいきたいです。
来年4月でデビュー30周年、まだまだこれからもいろんな経験をしていくのだろうと思います。 最後までお読みいただきありがとうございました。