Dockerのコンテナやイメージなどを削除してみる

HapInSアドベントカレンダー2023、5日目です。

はじめに

前回は、「Docker Desktopの代替 Podman Desktopを試してみた - HapInS Developers Blog」を作成し、
商用利用する際に有料となる可能性があるDocker Desktopの代替 Podman Desktop をインストールし、
Docker Desktopと同様のDockerコマンドを使えるようにしました。
Dockerを使って作業をしていると一旦白紙に戻したい場面が発生すると思います。
その際に便利なコマンドを紹介します。
参考にしていただけると幸いです。

開発環境

• macOS 11.6.1
• docker version 4.6.2（podman version 4.6.2）

削除コマンド紹介

全コンテナ一括削除

docker rm -f `docker ps -a -q`

全イメージ一括削除

docker rmi -f `docker images -q`

全ボリューム一括削除

docker volume rm -f `docker volume ls -q`

指定コンテナ削除

docker rm -f [コンテナID or コンテナ名]

複数指定コンテナ削除

docker rm -f [コンテナID① or コンテナ名①] [コンテナID② or コンテナ名②]

指定イメージ削除

docker rmi -f [イメージID]

複数指定イメージ削除

docker rmi -f [イメージID①] [イメージID②]

指定ボリューム削除

docker volume rm -f [ボリューム名]

複数指定ボリューム削除

docker volume rm -f [ボリューム名①] [ボリューム名②]