先日、23年1月23日にOpenAIがマイクロソフトとのパートナーシップの延長を発表しました。
マイクロソフトからの投資は2019年・2021年と2回行われており、その額は数十億ドルを超えるとのこと。これにより「Azure OpenAI Service」でOpenAIの技術をクラウドサービスとして提供するほか、検索サービス「Bing」との連携や、グラフィックスデザインアプリ「Microsoft Designer」への応用を予定している。
今回は、そのOpenAIについて基本的な内容について記載したいと思います。
OpenAIとは
OpenAI(オープンエーアイ)は、営利法人OpenAI LPとその親会社である非営利法人OpenAI Inc. からなる人工知能(AI)研究所である。人類全体に利益をもたらす形で友好的なAIを普及・発展させることを目標に掲げ、AI分野の研究を行っている。
2015年末にサム・アルトマン(英語版)、イーロン・マスクらによってサンフランシスコで設立され、合わせて10億米ドルが提供された。マスクは2018年2月に役員を辞任したが、資金の提供を続けている。
2019年、OpenAI LPは、マイクロソフトとMatthew Brown Companiesから10億米ドルの投資を受けた。
引用:Wikipediaより
代表的なアプリケーション
DALL-E 2
DALL-E の後継モデル。自然言語による記述からリアルな画像やアートを作成することができる新しいAIシステムです。
GPT-3
会話形式のAIモデル。質問に答えたり、自分の間違いを認めたり、間違った内容を修正したり、不適切な要求を拒否したりすることが可能です。
リサーチプレビュー期間中は無料で利用できます。
GPT-3を実際に使ってみた
会話形式のチャットになりますが、一番驚いたのはコードを生成したり、コードを入力すると修正を行ってくれるところです。 これにより、今後開発者はAIを活用していくことが増えるのではないかと思っています。
開発事例について
AIにコードレビューをお願いできるアプリ
先ほどの内容と類似しているのですが、日本では「AIにコードレビューをお願いできるアプリ」の開発事例がありました。 zenn.dev
コードを入力すればAIがレビューを行ってくれます。 リリースした直後にProduct HuntでDaily1位になり、その後すぐにアプリ譲渡になったとのこと
この開発自体、OpenAIに質問することでヒントを得たそうですwすごすぎるw
YouTube Summary with ChatGPT
chromeの拡張機能である「YouTube Summary with ChatGPT」はYouTubeの右上に文字起こしを一瞬で行ってくれます。さらにOpenAIのロゴをクリックするとChatGPT上で要約が開始されます。さらにそこから日本語訳してもらうことで外国語の動画も学習できるようになる超便利ツールです。
最後に
いかがでしたでしょうか?
AIの進化は凄まじく、すでに人間の学習能力では太刀打ちすることはできません。かと言ってAIが人間を淘汰していくとも思っていません。今後はAIを活用する人が増えていくことでしょう。我々は最先端の技術をいち早くキャッチアップしてAIという超優秀な人材にどのように働いてもらうかを考えなければいけないと思います。
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