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PMOについて

はじめに

皆様、初めまして。 GWいかがお過ごしでしょうか。 天気の変動が激しいですが体調など崩さないよう気を付けて、GW後半を満喫してくださいね!

最近職場が変わり、周りの友人から「今何の仕事をしているの?」と聞かれ、 「PMOってわかる?」と言うと、殆どの人に「なにそれ?」と聞き返されます。 それはまさに数年前の私状態でした。

実際にPMOって何?と聞かれ、答えるのに少し困ってしまうのが現状で、 どう言ったら分かってもらえるのかな?と思い今回は復習も兼ねて、 PMOって何? どんな仕事? 何しているの? を紹介しようと思います。

PMOとは

PMOは「プロジェクトマネジメントオフィス」の略で、プロジェクトの管理と運営をサポートする部門や組織です。 プロジェクトの成功に向けてプロジェクトマネージャーをサポートし、プロジェクト全体の効率性と品質を向上させる役割を果たします。

具体的には以下のような役割を果たします:

  • プロジェクト管理の標準化とプロセス改善:プロジェクト管理の最善の方法や最良の手段、手法等を標準化し、プロジェクトチームが一貫した方法で作業できるようにします。プロジェクトプロセスの改善や効率化も担当します。
  • プロジェクトの計画と監視:プロジェクト計画を策定し、進捗を監視します。予算、スケジュール、リスク、品質などの側面を管理し、問題が発生した場合に対処します。
  • リソース管理:プロジェクトに必要なリソース(人材、予算、設備など)を調整し、適切に割り当てます。
  • コミュニケーションと報告:プロジェクトチームのメンバーや顧客、ユーザー等とのコミュニケーションを円滑に行い、プロジェクトの進捗状況を報告します。報告書やダッシュボードの作成も担当します。
  • リスク管理と品質保証:プロジェクトのリスクを評価し、適切な対策を講じます。品質基準を確立し、プロジェクトの成果物が要件を満たしていることを確認します。

業務について

PMOの業務は多岐に分かりますが、ここでは私が実際に業務で携わったものを紹介します。

  • プロジェクト計画書作成:プロジェクト(案件)を進行していくうえで必要となる情報をまとめた文書です。プロジェクト参画にあたり営業担当者と打合せをし、一つずつ確認しながら作成していきます。
  • WBSWBS(Work Breakdown Structure)は、プロジェクトの作業を構造化し、可視化した図のことです。「作業分解構成図」や「作業分解図」とも呼ばれます。プロジェクト全体の仕事内容を細かく洗い出し、構造的に整理します。
  • ガントチャート プロジェクトのスケジュールを視覚的に表現するための表のことです。プロジェクトのタスクや作業項目を時間軸に沿って表示し、各タスクの開始日と終了日を示します。
  • 課題管理表:プロジェクトの進行に必要な課題を洗い出し、具体的な改善策を管理します。
  • ファシリテーターグループやチームのコミュニケーションやプロセスを円滑に進める役割を担います。主に会議での進行、課題等の進行状況確認を行います。

まとめ

今回改めてPMOについてまとめてみて、業務の再確認と業務に携わるにあたり何が大切なのかを再認識出来ました。
プロジェクトを円滑に進める事が一番大事だとは思いますが、私はメンバー間でのコミュニケーションがとても大切な事だと考えています。
お互いを知る事、思いやる事が出来れば結果として良い仕事に繋がると思います。