2024HapInSアドベントカレンダー7日目はoobaです!
先週、人生初めてのフルマラソンに挑戦し、完走できました!
今日はPostmanでZoom APIを叩いてミーティングのURLを作成した備忘録を記載いたします。
技術調査のためにMeeting URLを発行しようと思ってインターネットで検索しても、
どうやら記事が古かったりZoomの画面が当時と違っていたりとで、
超初心者からすると不安だったんですよね・・・。
なので、最新の状態で設定を紹介できればなと思い立ってこの記事を書いております。
Zoom API接続もPostmanも全部よくわからない・・・!
といった方への超絶初心者向けの記事になります。
設定画面もキャプチャ多めでわかりやすさを重視しているため長くなりますが許してください。
ゼロから全て手順を説明いたしますので、分かる方は暖かい目で見守っていただけますと幸いです🙏🏻
それでは早速、始めていきましょう!!レッツAPI
【ゴール】
・Postmanを使ってZoom APIを叩き、ミーティングURLを作成する
【前提情報】
・Zoomはベーシックプラン(無料)です
・認証方法はOAuthです
※OAuthってなに?と思った方は以下の記事が理解しやすかったです。
https://qiita.com/TakahikoKawasaki/items/e37caf50776e00e733be
・認証画面に遷移してアクセストークンを取得し、そのトークンを使用してMeeting URLを発行します。
※Part2の記事では認証画面に遷移せずにアクセストークンを取得してMeetingURLを発行する方法を記載します
【準備するもの】
・Postman
※触ったことない方はインストールしてください
https://www.postman.com/downloads/
・Zoom App Marketplace
※アカウントがない方はサインアップをおこなってください
https://marketplace.zoom.us/
アカウント設定がそれぞれ完了したら実際の手順にうつっていきましょう!!
1. Zoom側の準備
まずは、Developから"Build app"を選択しましょう。
どの種類のアプリケーションを作成するか聞かれるので、"General App"を選択してください。
"Build your app"の "Basic Information"のタブに遷移されますので、以下のキャプチャ部分を確認してください
※Client IDとClient Secretは後で使います
Basic Informationの画面の下にスクロールすると、"OAuth Redirect URL" が出てきます
"https://oauth.pstmn.io/v1/callback"ととりあえず入力しておいてください。(詳しい説明は割愛)
サイドバーの"Scopes"を選択してください。
"+Add Scopes"を選択し、検索ボックスで"meeting:write:meeting"と入れてください。
検索にヒットしたスコープを使用します。
以上で最低限の情報入力は終わりましたので、サイドバーの"Local Test"から、"Add App Now"のボタンを押せばアプリケーションは完成です☆
※初回の作成の場合は完成する前に認証画面に遷移することがありますが、とりあえず承認しておけばOKです!
お疲れ様でした!!Zoom側の設定は完了できたので、あとはPostmanでAPIを叩くだけです!
あともう少しです、がんばりましょう!!
2. Postman側の準備
次にPostmanの準備をしていきましょう。
コレクションからリクエストを作成します。
順番に入力に必要な箇所を説明していきます。
まず、タイプは「POST」です
URLは"https://api.zoom.us/v2/users/me/meetings" と入れておいてください。
下のタブはAuthorizationから入力していきます。
ここの必要項目を入力することでアクセストークン取得の準備をおこないます。
※Meeting URLはまだ発行しません!
3. アクセストークンを取得する
Auth Typeは"OAuth 2.0"を選択してください。
"Configure New Token"の欄は入力箇所が多いので箇条書きで記載します。
・Grant Type: "Authorization Code"を選択
・Callback URL: "Authorize using browser"をクリック
・Auth URL: "https://zoom.us/oauth/authorize" と入力
・Access Token URL: "https://zoom.us/oauth/token" と入力
・Client ID : Zoomのアプリケーションを作成したときに控えたClient IDを入力してください。
・Client Secret : Zoomのアプリケーションを作成したときに控えたClient Secretを入力してください。
・Scope: "meeting:write:meeting"を入力してください
・State: なんでもいいのですが、とりあえず"12345"と入力しておけばOKです
お疲れ様です!これでアクセストークンを取得しましょう。
ボタンを押すとブラウザに遷移して、アクセス許可の画面になるので許可しましょう
許可が完了すると、Postman側で成功し、アクセストークンが発行されるので、use tokenを選択しましょう。
アクセストークンを取得できましたね!ここまでできたらあともう少し!!
4. Meeting URLを発行する
Postmanであとは、"Headers"と"Body"を入力するのみとなります。
Headersでは、
key: Content-Type
Value: application/json
とだけ入力してください。
そして、"Body"ではミーティングに関する情報を設定ができますが、今回はテストなので最小限だけ入力します。
{
"topic": "サンプルミーティング",
"type": 1
}
このように入力して、Sendをクリックしてください
以下のように Meeting URLが発行されたら完成です⭐️⭐️⭐️⭐️
さいごに
以上がZoom APIを使ってPostmanでMeeting URLを発行してみるでした!
今回はアクセストークンを取得する度に認証画面を必要とする認証方法でしたが、都度都度認証画面に遷移する必要のないURL発行も行えるので、
また次回に別パターンの設定も紹介していけたらと思います!