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デザイン作業前にやること


このページでは、デザインの実作業に入る前に必要な準備作業を記載

ターゲット、ユーザーに成りきる

ペルソナを設定し、ユーザー視点で考える

  • ターゲットは、おおまかな人物像
  • ペルソナは、ターゲットからさらに深堀した人物像
  • BtoBの場合、関わるメンバー全員が「同じイメージ」になるように設定する

ペルソナの作成時、明確にしておく3つのこと

  1. 誰が使うものなのか?
    • 明確・具体的にイメージする
      • 言語化できるデザイン == 納得、共感してもらえるため重要
  2. 使うことにより、ユーザーが得られる価値・メリットは何?
    • ニーズをかなえるには?デザインはあくまで「手段」
  3. 使うことにより、ユーザーが感じられる感情、気持ちはどのようなものか?
    • 達成感?喜び?何を感じてほしいのかを明確にする

ペルソナの主な基本13項目(BtoCの場合)

  1. ビジュアルイメージ
    • より具体的だと良い。参考画像などがあると複数人で共通イメージしやすい
  2. 家族構成
    • 単身者?ファミリー?
  3. 年齢
    • 10代?60代?等おおまかでOK
  4. 住んでいる場所
    • 都会?郊外?海外?
  5. 職業
    • 具体的に何をしている人か?
  6. 趣味
    • 映画鑑賞?ショッピング?
      • どんなことに興味があるのか?を知るため
  7. 休日の過ごし方
    • インドアorアウトドア?
      • 外出や移動が伴う場合、利用する時はどんな時なのか?をイメージしやすい
  8. よく読む雑誌、番組
    • ファッション?スポーツ?映画?
      • 思考、心理等を知ることができる
  9. 収入
    • 課金させるアプリなどの場合、この点はとても重要
      • 家計における収入バランスを知ることができる
  10. 将来の夢、目標
    • ユーザーが描く近い未来が見える
  11. 大切にしていること
    • 自分の時間?人?もの?経験?
      • 生活上の優先順位がわかる
  12. 悩み、困っていることなど
    • やりたいことがみつからない?ダイエットしたい?
      • この点を含むことを解消されるなら、ユーザーにとって価値あることになる
  13. キーワード
    • このペルソナユーザーから連想するキーワードを書き出す

ペルソナ作成の例

以下のようなテンプレートをBtoC,BtoB別にあらかじめ作っておくと便利

②ユーザーが得られる価値を考える

  • シンプル、簡単、一言で表現できる文言を書き出す
    • 例:アマゾン→ユーザーにとってかゆいところに手が届く、簡単、便利
  • 使うことにより、ユーザーが得られる価値は何なのか?を明確かつ簡単に設定する
    • ユーザーにとって「いま自分が欲しいけれど、手に入れられていないもの」は何か?
      • 時間?スキル?友達?お金?

③ユーザーが感じられる感情、気持ちを考える

  • ユーザーにどんな気持ちになってほしいのか?
    • 使った「その先にあるユーザーの感情」を軸として考える**